海越え
良人が長期出張で高知へ行っているので、お盆の休みを利用して、プティ・バカンスにちょっと四国まで。
急に行くことになったので、飛行機なんかぜんぜん取れず、新幹線もグリーンしか空いてなかった。
初グリーン。そうそう、これよ、このカーペットよ、フットレストよ、ムーディな照明よ、と思って始めはウキウキしていたのだけど、子連れファミリーの傍若無人さにしてやられ、せっかくのラグジュアリーな旅(たかがグリーンと言わないで!)が、台無しになってしまいました。
これなら、お金出さないで、並んで自由席を取って、もっと豪華なお弁当を買えばよかった。
岡山で、南風に乗り換えるのに、1時間待ち。岡山駅の構内は人だらけで、モーレツに熱気が立ちこめており、お土産屋さんの山積みの桃すら熱源に思えてくるほどで、一度改札を出してもらって、やっと見つけたコーヒースタンドでは、暑すぎたので、ホットコーヒーを飲みました。
ホームに降りると、南風は、なんと4車両でした!みじかー。前2両が指定で後ろ2両が自由。
指定はいっぱいで取れなかったのだけど、座れるだろうとたかをくくっていたのがまずくて、すでに人が立っている。しかも、暑い。西日がダイレクトにきます。
ふと、電車に聞き慣れない音に気づく。低い音。ブルブルという揺れる音。あれ、これ、エンジン音?この電車エンジンなんだ!と気づき、びっくり。
言うまでもなく、線路は単線です。
途中の駅では向かいのホームで、夏休み中のテツ(電車おたく)さんたちが、三脚にカメラをセットして、向かい来る列車のベストショットを逃すまいと必死になっていて、旅気分がさらに増しました。
瀬戸大橋をわたるとき、本州と四国にはこの海が横たわっているのだなあということを、目で見て、改めて納得。
by azdrum
| 2005-08-12 15:52
| ひとびと
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