うまくいえない
水たまりでインクの入った壺が倒れて、中身は紺色のインクで、それがピンクの水に混じっていく様子。
瓶の中のインクはどろりとしているから、水と触れたその部分から、ほんの少しずつ侵されていく。
いいや、インクの方が水を侵しているのか。
こんな様子ならこうして説明はできる。
でもそれで言いたいことは、ほんとうはもっと別のことで、たとえばいいこと思いついたんだよってときや、ああだからあなたのことが好き!って言いたいときだったりする。
そんなとき、インクの部分がさー、って言っていいのかどうかって思うし、実際言ったとして、何、インク?ってそれはそうなるのだし、だからそれを、わたしの脳内のイメージを、みられないほとんどすべての人に伝えるための言葉にするのがおっくうっていうか、もうあきらめてなにも言えないよねっていう話。
わたしが、芸術家なら、これを絵にしたりうたにしたりするのだろうが、およそ脳からの伝達が及ばない。
なんなのだ。だれでもいいから、はやく脳みその信号をスキャンして念写できるようにしてくんないかなあ。
by azdrum
| 2015-11-11 20:38
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